Charity
2011年よりマルシェ・キトコの売上金をアフリカ・コンゴ共和国ブラザビル市の児童施設「ドルカスの希望の家」(Maison Esperance chez Dorcas) に寄付してきました。  
皆様のご協力に感謝いたします。

↑2024年7月
アフリカ・コンゴ共和国ブラザビル市の児童施設の子供たちを支援しています。
事情により親や家族と離れて暮らす子供たちの施設 「ドルカスの希望の家」(Maison Esperance chez Dorcas) を2008年以来訪ねています。ここには、2024年現在、施設数ヶ所に70名以上の孤児が預けられています。
現地ブラザビルのキリスト教教会牧師ドルカス女史らにより運営されているこれらの施設は、政府などの公的な援助には限界があり、地元の人々が目の前の子供たちを助ける、という究極の援助で支えられているのが実情です。 施設では、運営する牧師さんたちが資金繰りに奔走しています。多くの機関や人からの支援が必要です。
子供たちが、毎日最低限の食事や必要が満たされるためのわずかな援助が絶えないよう、手を貸すことができればという願いから、この支援を始めました。
常に新たに加わる孤児がいる一方で、ここで育ち大きくなった子供たちも、学校で学んでそれぞれ専門職につき、施設を支えてもいます。たとえばホテルのレストラン勤務や、教師、薬局勤務など。その孤児の子どもにとっては祖母として、施設の母たちはお母さんが仕事中には預かっています。
ここコンゴ共和国では、国や公共の援助に頼れるケースは稀です。施設の運営スタッフ自身が専門学校に通って農業・畜産業を本格的に勉強し、自力で事業をして運営しているのです。
実際に訪ねてみて、定期的な援助が保証されていないために食生活に即影響するなど、困窮が日々迫っていることを感じさせられました。施設には、民間の住宅を利用して男子、女子、年齢グループ別の2段ベッド備え付けの寝室があり、あとは、台所、世話人の部屋、物置、庭、と最低限のものだけしかありません。
また、ブラザヴィル市内でも、庶民の平均的な暮らしがこの施設に比べて格段良いというわけではありません。そんな中で、地域や教会の人々が施設への援助品を持ち寄って訪問しています。子供たちが最低限の食糧とシェルターを確保するために、地域の人々が草の根で助け合っている現状を知りました。

↑2019年12月

↑2020年12月 マラリアなどの感染症予防にも普段から対策しています

↑2015年7月に訪問しました
